★高齢者の予防対策
高齢者は温度に対する感覚が弱くなるため、室内でも熱中症にかかりやすいと言われます。若者に比べて体の熱を周囲に逃がす熱放散能力が低く、深部体温が上昇しやすくなります。
また、温度に対する感覚が弱くなって『暑い』と感じにくくなったり、体内の水分量が減少したり、のどの渇きを感じにくくなり熱中症にかかりやすくなっています。
高齢者の方はご自身でも周囲の人も熱中症に注意してください。
1.『気温や体温計を』を活用し、今いる環境の危険度を図って知ろう
2.『室内を』涼しくしよう 冷房や扇風機などを適度に利用し、風通しの良い環境で過ごしましょう。
3.『水分を』計画的にとろう 脱水状態を察知しにくいため、喉が渇く前に定期的な水分補給をしましょう。                                                    また、胡瓜や茄子など水分を多く含む食材を食事にとり入れましょう。
4.『お風呂や寝る時も』注意しよう 入浴時や睡眠時も体の水分は失われます。入浴前後に十分な水分補給
枕元に飲料を置くのもお勧めです。
5.『お出掛けは』体に十分配慮しよう 外出時は体の負荷が高まります。服装を工夫したり水分はもちろん休憩も十分に取りましょう。
6.『周りの人が』気にかけよう 体調の変化に我慢してしまう事があります。周りの人がこまめに気にかけ予防対策を促してあげましょう。